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やりかけのすすめ

とっておきのテクニックを紹介します。私が仕事生活をするなかで見つけたものです。誰にでも今日から始められて、効果絶大なそのテクニックとは・・・ 「やりかけで一日の仕事を終える」多くの方が「区切りの良いここまでやったら、仕事を終えよう」と仕事をしているかと思います。しかしめっぽう区切り

効率化が好きになれない

コンサルタントの態度としてあるまじき!なのですが、私は「効率化」という言葉があまり好きではありません。良い悪いの話ではなく、好き嫌いの話です。もちろん私も仕事の効率化はしようとしますし、私ではない誰かが実践してくれた効率化のおかけで、便利な社会生活を営むこともできていることも理解しています。でもな

供給者誘発需要という資本主義の業

「供給者誘発需要」という言葉があります。とくに専門性の高いプロフェッショナルサービスでおきる現象で、サービス提供者側から必要以上のサービスを提案するもの。たとえば医師が緊急性の低い治療を患者に提案したり、経営コンサルタントが顧客企業に過度な改革を迫ったりする例などが挙げられます。とくにサービスの提

多様性が高ければ良いわけではない 〜 心理的安全性が与える影響

「ダイバーシティ経営」をかかげて、組織の多様性を高めるための取り組みが多くの企業でされています。その背景には顧客の要求や嗜好が多様になり、それに対応した製品・サービスを提供しなければ生き残れないことがあるのでしょう。また先の見えない世の中ですので、多様な人材を活かすことで物事への耐性をつけることが

製造業の復権のキーは物理現象

私が子供のころは、身の回りに日本製品に溢れていました。私は子供のころから家電が大好きだったので、週末がきては電気屋さんで電化製品を見て回っていました。でも気がつくと、パソコン、ディスプレイ、スマホといったIT機器だけではなく、掃除機、アイロンといった家電でも海外メーカーが多くなり、日本メーカーの製

参院選とデジタルエコノミー

2025年の参院選が終わりました。昨年の2024年は日本でも初めてネットの影響力が健在化した年でした。今回の参院選はそれからの初めての大型選挙。「どんなことになるのか?」と私もドキドキしながら結果を見ていました。蓋を開けると少数政党の大躍進。多数党の時代が始まりました。この結果、なんとなく

放送に手話が必要なわけ – 字幕じゃ足りないのです

参院選が始まりました。政権放送では手話が入るようになりました。ニュースなどでも手話が多くなってきましたよね。手話付きの放送を見た時、誰も一度は思うこと。  「字幕で良いんじゃないの?」私も以前はそう思っていました。生放送であれば速報性が必要なので手話の必要性も理解できるが、それでも

生成AIのツルツル問題

これからの時代、ビジネスを推進するには生成AIを使いこなさないと・・・ということで、この数ヶ月、ChatGPTに有料課金して一生懸命に使っています。ご多分に洩れず、一番便利なのは翻訳。私はチリのリモート観測所を運営しているので、チリとのメンバーと日常的にチャットします。最初は英語でやりとり

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