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テクノロジーのこと、ビジネスのこと、宇宙のこと・・・
アストロライフ代表が、普段思っていることや気がついたことを語ります。

子供の作文とAI

先週、ロジカルシンキングに苦手意識があることを白状しました。頭では理解できても、いまひとつしっくりこない、という内容です。でも、もう少し考えをすすめていくと、違う側面にも気がつきました。最近「論理的思考とは何か(渡邉雅子著)」という本を読みました。世界にはアメリカ型のロジカルシンキング以外

ロジカルシンキングに苦しむ

正直な告白をすると私はロジカルシンキングがいまひとつわからず苦しんできました。ビジネスで使うアメリカ型のロジカルシンキングです。コンサルタントとしての実務や、大学やビジネススクールの講師の経験はそれなりにあるので、MECEにしたりイシューツリーをつくったり、ロジカルシンキングっぽく装うことはできま

アウトプットが先。インプットが後 – 自分の頭で考えるコツ

ますます先の読めないこのごろ。「自分の頭で考える」ことの重要性が増していると感じます。しかし近年のテクノロジーの進化もあり、ますます難しくなっているとも実感します。何か考えるときにChatGPTにまず聞く誘惑にもかられるます。しかし生成AIのツルツル問題で語ったように、平坦で面白みにかける内容にな

魔族の言葉と生成AI

私は「葬送のフリーレン」というマンガが好きです。絵が今風で舞台設定もファンタジーのため、オールドマンガファンは敬遠してしまいがちですが、主人公たちの会話のやりとりが素晴らしく、その壁をぜひ乗り越えて読んでほしい作品です。その葬送のフリーレンには、人間と同じ言葉を操る魔族が登場します。人間が他人とコ

Jazzの名演の陰に切ない話 – Giant Steps

喫茶店でコーヒーを飲んでいたらジョン・コルトレーンのGiant Stepが流れてきました。数日前に名古屋でコーヒーを飲んでいた時にも流れていて今週2回目。Giant Stepは無数にあるJazzの演奏の中でも名演とされ、街でもよく聴けます。Giant Stepsを聴いているといつも切ない気

高市さんの「ワークライフバランス」発言に思うこと

自民党初の女性総裁が誕生しました。このまま順調にいけば初の女性首相の誕生です。とてもめでたい。インクルーシブな社会を作るための活動をしている私にとっても嬉しく、追い風のように感じます。日本の社会全体も「何かを変えてくれそう」と期待するムードが高まっているようです。高市さんはおしゃれですし、ユーモア

息は吐かないと吸えない ー 何かをやめるということ

私は移り気かつ衝動的な性格なので、これまでにあれこれとやってきました。自分の時間は有限なので、あれこれやるということは、あれこれやめるということでもあります。でも、やめる、ということはとても難しい。始めるのは割と簡単ですが、やめるのは難しいと実感しています。そのため私の周辺にはいろんなことが、とっ

怒りを捏造してしまった話

とっても面白い経験をしました。SNSにある投稿がありました。「信号待ちのときに、前の車がちょろ、ちょろっと少しずつ前進するのはとってもイラつく」というもの。コメント欄にも同意する声がたくさん載っていました。私はそんな現象を気にも留めていなかったので「どうしてイラつくいたのんだろう?でもみん

日本企業の自社株買い急増と、腰痛の痛み止め

多くの日本企業において長らく埋蔵されていた現金を、株主還元に活用する動きがすすんでいます。その代表が自社株買いです。日経新聞によれば自社株の取得設定枠(企業が開示する自社株買いの上限枠)は、2024年に前年度の2倍弱の18兆円になり、2025年も同水準だそうです。私も株式投資をしていますので株主還

ドラえもんに追いついた小学生

ドラえもんの誕生日は、今から87年後の2113年9月3日だそうです。ということは、いまの小学生の多くはドラえもんの誕生日を迎えることができます。これってすごいことと思います。私の感覚ではドラえもんは遥か未来から来たロボットでした。自分が生きていない世界はどんなふうになるのだろう、と夢想して漫画を読

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